8月1日の日本時間21時20分、いよいよビットコインキャッシュ(BCC)のフォーク(分裂)が近づいています。
そこで一番問題となるのが、「私たち一般ビットコイン(BTC)保有者はどうすれば良いか?」です。幸いビットコインに関する情報は多く、今回信頼性の高いこちらの記事を拝見しましたので引用していきたいと思います。
8月1日に生まれるビットコインキャッシュとは何なのか
詳細はこちらを参照頂ければと思いますが、注目は以下。
ビットコイン保有者が取り得る戦略は?
Bitcoin Cashはビットコイン(BTC)からのハードフォークであるため、フォーク時にBTCを所有していれば同数のBCCが得られる。公式サイトではユーザーが取引所等のサードパーティーにビットコインを保管している場合にはBCCを入手できない可能性があると警告を出しているが、日本の代表的な取引所は、取引所内に保管されているBTCの保有数に応じてBCCもユーザーに付与することを表明しているところが多い。フォーク時に取引所にBTCを保管しておく予定のユーザーは各取引所の対応を確認されたい。
(赤文字加工は管理人)
この件に関しては、私がBTC売買で活用している「コインチェック」「ビットフライヤー」も対応を発表しています。
コインチェック
https://coincheck.com/blog/4042
Bitcoin Cashを取り扱う場合の流れ
Bitcoin Cashの取り扱いについては弊社にて状況を判断後、対応を検討いたします。取り扱いの対応を行う場合、以下の条件に当てはまる方には分岐日時において保有しているビットコインと同量のBitcoin Cashを付与いたします。
・現物のビットコインを保有している
・「レバレッジ取引」でロングポジションを持っている
・「貸仮想通貨サービス」にてビットコインを貸し出している一部のご利用者様はBitcoin Cashの返済の義務が発生いたします。詳細につきましては、下記「BitcoinCashの返済義務について」をご参照くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。
BitcoinCashの返済義務について
■対象
・分岐日時においてレバレッジ取引でショートポジションを持つご利用者様
・分岐日時において信用取引でビットコインを借りているご利用者様■内容
・分岐日時において持っているショートポジション、また借入れているビットコインを加算した数量と同量のBitcoin Cashまたはそれ相当の他の通貨等の返済義務が発生いたします。
・Bitcoin Cashの残高不足により返済をその他の通貨で行う場合、変換レートは弊社にて実勢レートを基に判断をさせていただきます。またBitcoin Cash返済のタイミングにつきましては、弊社にて判断をさせていただきます。
・Bitcoin Cashの返済が完了するまで日本円、また仮想通貨の出金が不可となります。
・分岐日時より前に借入れているビットコインを全て返済し、ショートポジションの決済注文を約定した場合、出金は停止されません。
・借入れているビットコインの返済と、ショートポジションの決済注文の約定を分岐日時の前に完了していた場合、出金は停止されません。
ビットフライヤー
https://bitflyer.jp/のツイートより引用
8 月 1 日に起こる可能性のあるビットコインのブロックチェーン分岐に向けた対応(7 月 27 日更新、7 月 28 日追記)
8 月 1 日に Bitcoin Cash による分岐(以下 BCC 分岐)が予定されています。7 月 19
日に発表した内容について更新*1 いたしましたのでお知らせします。
●お客様の資産は守られます。8 月 1 日の BCC 分岐が恒久的であると当社が判断した場
合、お客様はビットコイン、及び Bitcoin Cash 両方の資産を持つことになります。当社
は、分岐前にお客様の bitFlyer アカウントで保有されていたビットコイン現物の数量と
同量の Bitcoin Cash をお客様に付与します。*2
●当社は BCC 分岐を機に発生する可能性のあるリプレイアタックに向けた対策*3を行いま
す。BCC 分岐前にリプレイアタック対策が可能な取引所にビットコインを預けていただく
ことがお客様の資産保護の観点から最も安全と考えております。
●お客様の資産保護のため、下記サービスのみ一時停止いたします。
・bitFlyer アカウントから外部ウォレットへのビットコイン送付
●下記サービスは停止せずに通常どおりご利用いただけます。
・ビットコイン及びアルトコインの売買(販売所、bitFlyer Lightning 現物、FX、
Futures)
・日本円の入出金
・仮想通貨のお預入
・ビットコインを除く仮想通貨のご送付
ということで結論
今回の8月1日でBCCを保有したい方は、上記の対応を表明している取引所に現物で置いておくと良いかもしれません。一度ご自分の取引所を確認しておきましょう。
ただ、こちらの記事にある点を私も気にしています。
フォーク後のBTCとBCCの合計がフォーク前のBTCの価格を上回るか否かが重要な問いであるが、それを現時点で予測するのは難しい。Ethereumがそうであったように、分裂後の2つのコインの価格合計が、分裂前のコインを上回る可能性もある。しかしハッシュレート比に大きな変動があった場合、ネットワークに混乱が発生し、BTCの価格が急落する可能性もある。
ですので、私は以前からの情報の通り引き続きハードウェアウォレットに保管する方向でいます。どちらにしろリスクはありますので、慎重に対応していきたいですね。